

東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申しあげます。株主のみなさまには、平素のご支援、ご愛顧に対し厚く御礼申しあげます。
2011年度第2四半期累計期間(4-9月)の連結業績については、売上高は急激な円高や、一部東日本大震災の影響などによりデジタルプロダクツ部門、電子デバイス部門を中心に前年同期比で減収となり、2兆9,125億円でした。営業損益は、前年同期比で減益ではありましたが、すべての部門が黒字で802億円となりました。部門別では、家庭電器部門が好調で、社会インフラ部門も堅調に推移しました。減益となった電子デバイス部門においても、注力事業のNAND型フラッシュメモリは、スマートフォンなどの旺盛な需要により、円高の影響はあったものの高い利益水準を維持しました。
税引前損益は423億円、当期純損益は227億円と前年同期比で減益でしたが、中間配当は株主のみなさまのご支援にお応えすべく1株あたり4円といたしました。
急激な円高の影響や欧州の一部の国々における財政の先行き不安に加え、タイにおける洪水の影響などにより、事業環境は不透明感を増しております。当社グループは、為替変動や経済危機リスクに対する全社プロジェクトをいち早く立ち上げました。具体的には、事業環境が急変した場合に対応するための「ストレステスト」を実施し、その結果に基づき一層のリスク管理を強化するなど、業績に影響を及ぼさないよう最大限の対策を講じております。

- ※米国会計基準により「当社株主に帰属する四半期純損益」を当期純損益として表示しています。
- ※本株主通信では、「継続事業税引前損益」を「税引前損益」として表示しています。
一方、今後の成長に向けた具体策として、当社グループではスマートコミュニティ事業に注力しており、国内7件、海外でも米国・英国をはじめ11件、計18件の実証事業に次々と参画しております。また、スマートメーター(双方向通信機能を持つ高機能な計器)およびその通信システム事業で世界に約8,000社以上の顧客を持つランディス・ギア社の買収手続きが完了しました。連結子会社となった同社との相乗効果を高め、さらなる事業拡大をめざしてまいります。