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経営方針・事業説明会

証券コード:6502

2003年度

業績見通しならびにパソコン事業戦略についての説明会

(2003年9月16日)

主な質問と回答

Q1. 全体で300億円の業績下方修正だが、そのセグメントごとの入り繰りを教えてほしい。
セグメント別の細かい見通し、現段階では申し上げるべきではないと思うが、パソコン/周辺機器で通期-300億円、映像、家電も若干マイナス方向、それを社会インフラ事業と電子デバイスで補いきれずに今回の見通しとなった。また、当初見込んでいなかった社会保険料の早期引当-100億円弱もあった。
Q2. パソコンと周辺機器は現状どういう状況か? HDD事業は非常に好調なのだから、それを外部にもっとアピールすることなどを考えていないのか?
社内ではもちろん分けて分析している。引き続き検討課題としたい。たしかに周辺機器の営業利益の方が大きいことは事実だ。
Q3. 8月に新聞報道でいろいろと出ていたが、今回の発表との違いをどう考えればいいのか?
報道と同じものもあるが、新聞では、パソコン事業の基本的スタンスをどこに置くかは触れられていなかった。東芝はあくまでも高い技術による製品力で勝負する。ただ、今の高いコスト体質のままではいけない。また、過去の成功体験が市場変化への対応を遅らせたことが最大の反省材料だ。しかし7〜9月ではシェアを落とさずに、引き続き技術力はお客様に評価していただいている。このレベルを落とさずにコスト力をつけられればと思う。
Q4. 第1四半期が良くなかった理由として液晶、DRAMの価格アップがあったと思うが、それら変動費の今後の見方は?
部品側から言うと強含み、調達側から見るとやや厳しい状況が続くと思っている。部品の値上がりは多少見込んでいるが、同じデジタルメディアのHDD(ハードディスク)価格は高止まりしており、トータルとして見ている。部品共通化により、部品あたりの発注数量が大きくなるので、今後の部品価格交渉では期待もしているが、実感としては高止まり気味だ。
Q5. 社長として今回でパソコン事業改革が何割達成されたと考えるか?
昨年までは開発機種を広げ、全ての領域での差異化が成功していた。その成功体験の延長上で急激な市場価格ダウンにぶつかった。コスト構造、開発体制などの改革により、昨年度並みの収益体制までは戻れるが、中計の高い収益レベルを目指す点では、1年遅れた。この計画を進めることで達成感は80%くらいにはなると思う。自分でも今後も緊張感をもって逐一フォローして、来年3月には100%の達成感となるようにしたい。
Q6. 液晶事業は分社化により事業が改善したが、パソコンについても事業を強化のための分社化も選択肢として考えているのか?
1つの方法だが、今回のつまづきの原因は分社して解決する問題ではない。自らの中に内蔵する問題だ。検討段階では1つの選択肢として考えたが、現在は考えていない。
Q7. 2005年度に向けての中期計画の目標数字は変えないのか?
中期計画については、少なくともパソコンは初年度はつまづいたと言わざるを得ない。来年度以降いかに立て直すかを考えていく。
Q8. パソコンの年間販売台数450万台は変えていないのか? 足許の単価の動向は?
旺盛な需要があり470万台と考えている。売価ダウンは8月前半まで続いていたが、その後は大きく下がっていない。今後については半分楽観、半分かために見ている。7〜9月の数字はだいだい見えてきている。
Q9. 今後とも技術をベースにしているとのことだが、今までとは何が違うのか?
パソコンでは、価格志向が強いお客様層がまずあり、その上に連続した買い替え需要がある。その中で、今後とも東芝の高い機能と品質でプレミアムが取れるような製品を育てていかねばならない。開発機種を絞りながら、かつ多様な製品をいかに出し続けるかが勝負だ。今後はプラットフォームの共通化により市場の変化にすばやく対応できる。それが今までとは違う点だ。
Q10. 「パソコンの収益悪化」という情報のトップへの伝達が遅かったのでは?
市況の情報の伝達は遅くなく、5月には対応した。ただ対症療法的なものにとどまってしまった。開発機種削減、中国生産の拡大は瞬時に出来るものではない。過去の成功体験により自分を含めて意識のずれがあったという指摘なら甘んじて受けざるを得ないが、必ず回復する。
Q11. パソコン事業のコスト改善をもう少し具体的に説明してほしい。
03年度下期には、開発効率改善により120億円、販売体制改善で110億円など、対上期 260億円の改善を見こんでいる。それ以上の内訳はご容赦いただきたい。
Q12. 半導体の100億円強の営業利益上振れは、全てNAND型フラッシュの貢献か?
NAND需要が非常に旺盛で、その寄与度が高い。ただディスクリート、システムLSIも堅調だ。
Q13. ノートPC のプラットフォーム数を3割削減すると、Dell、HPと比較してどうなるのか?
日本市場固有の製品としてB5サイズがあるが、それを考慮しなければDell、HPと同じ水準となる。
Q14. 国内のパソコン事業は、今回の改革で黒字化できるのか?
PCと周辺機器を合わせての黒字浮上を目指す。パソコンだけでは若干苦しい。

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