新製品の主な特長

  1. 室内機の熱交換器の形状を円弧状に配置することで、熱交換器の容積を 従来機種に比べ約9%増やし、熱交換の効率を5%向上させました。また、 室外熱交換器内の伝熱管に、従来より内部の溝が深いハイリップルチューブを 採用し、管内の熱伝達率を約15%向上させるとともに、室内外機のファンモーター からコンプレッサーのモーター部まで全てのモーターの直流化を図っています。
    これらにより、暖房定格時のエネルギー消費効率(COP)を3.05とし、 年間電気代も59,400円と、当社従来機種に比べ約20%の約16,000円 節約でき、業界で最も安い電気代を実現しました。

    電気代比較
      RAS-402GD RAS-402ED
    暖房時電気代 47,100円 60,600円
    冷房時電気代 12,300円 15,100円
    年間電気代 59,400円 75,700円

    *電気代は、日本冷凍空調工業会統一条件による計算値
    *エネルギー消費効率(COP値)=能力÷消費電力

  2. 暖房能力は、低外気温時(2℃)には 5.4kWと業界最高の暖房能力を発揮することができ(定格で6.0kW) 、石油 温風ヒーターに匹敵する暖房能力を実現します。

  3. 当社独自の除湿専用の熱交換器を採用しており、室内の温度を下げることなく、 室内の湿気のみをとることができます。これにより梅雨時の湿気対策や夏場の 寝冷え防止など、室内の健康を考えた除湿運転が可能になります。
    十分な除湿能力を発揮するためには、熱交換器の温度を5℃程度まで下げる必要がありますが、従来のドライ運転では、 熱交換器の容積が大きく、熱交換器の温度を下げると室内の温度も低下するという 問題から、熱交換器の温度を15~16℃ までしか下げることができず、十分な除湿能力を発揮することができませんでした。
    新製品は、業界初の除湿専用の熱交換器の採用と、12Hzのデジタルツイン ロータリーコンプレッサーによる低速運転および電子制御膨張弁により、冷媒の 流量を最適に調整できます。これにより、熱交換器の表面温度を、十分な除湿能力に 必要な5℃まで下げることができ、 その結果、室温を下げることなく、除湿量も1時間あたり300cc(室内温度 24℃、湿度60%で測定)と、 除湿機なみの除湿能力を実現しています。
    また、消費電力も約130Wと、低消費電力での除湿運転を可能にしています。


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