アジアにおける金融会社設立について

1996年1月25日

 当社は、アジア、オセアニア地域での事業拡大を財務面から支援するため、 シンガポールに金融子会社を新設し、3月から業務を開始いたします。
 新会社の名称は、東芝キャピタル・アジア社です。資本金は400万シンガポール ドルで、当社の全額出資です。

   当社は、既に、米国、英国、オランダに金融会社を設けており、新会社を 設置することで、東京の本社財務部を中心に日米欧亜の4拠点体制を確立し、 資金為替管理の徹底による当社グループとしての財務体質の強化を図って参ります。

   新会社では、当社やアジア、オセアニア地域での現地法人による輸出入の 集中決済、為替資金の集中管理、現地法人の経理支援ならびに資金調達・融資、 投資環境の調査・分析、IR活動などを行い、財務関連コストの低減を図って 参ります。また、3月には、総額8億米ドルのCP(コマーシャルペーパー)、 及びユーロ・アジアMTN(ミディアム・ターム・ノート)の発行枠を確保し、 資金調達を開始いたします。

 新会社は、昨年5月に設立した地域統括会社の東芝アジア・パシフィック社と 連携し、急速に拡大している当社グループのアジア事業展開を強力に支援して 参ります。


新会社の概要
社名 東芝キャピタル・アジア社
(TOSHIBA CAPITAL(ASIA) LTD.)
資本金 4百万シンガポールドル(約2億9千万円)
設立 1996年1月
従業員数 当初 7名


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