UNIXサーバコンピュータとワークステーションの新製品の発売について 1996年3月4日
今回の新製品は、昨年9月に発表した当社と米サン・マイクロシステムズ社との 提携拡大の成果の一つとなります。 両製品には、新世代のアーキテクチャとして64ビット高速CPU「Ultra SPARC-(167MHz)」が 搭載され、従来機種比(UX1000/AS5000)2~3倍(CPU単位当たり)の演算処理の 高速化をはかるとともに、「高速パケットスイッチ型クロスバ・スイッチ(*1)」を 採用し、従来比約3倍の1.3GB/秒のデータ転送を実現することでシステム 全体の性能向上をはかりました。また、業界標準である米サン・マイクロシステムズ社 のUNIXコンピュータと互換性を確保しています。 「UX2000」は、高い信頼性を実現した普及サーバコンピュータです。 二重化構成時にはシステムを停止せずにオンラインで磁気ディスクを交換できるほか、 新たに小型液晶画面を内蔵し、管理用モニターを利用しない場合でもシステム 稼働状態を表示できるなど保守・運用性の向上をはかっています。また、稼働中の システムに障害が発生した場合でも、実行中の業務を待機系システムに 引き継ぐことができる複合系システムをオプションで構成することができます。 基幹業務の一部や工場の生産管理などシステム管理上高い信頼性が必要とされる 業務に対応できます。 「XECT AS8000シリーズ」は高性能ワークステーションとして イメージ・マルチメディア処理の高速化をはかるとともに、RAS (Reliability Availability Serviceability)機能(CPU監視・温度監視・ ファン停止検出)の標準装備による高信頼性と最大6台の磁気ディスクドライブ などを内蔵できる高い拡張性を備えています。「AS8000シリーズ」は 「XECT」の最高機種として、複雑な解析やシミュレーションを必要とする エンジニアリング業務、システム開発用途から製造ラインの監視用途まで 幅広い業務に対応できます。
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