開発の背景と狙い

 現在のLANシステムは、集線装置(ハブ)などを使い各端末を接続する方式が 主流となっていますが、これまでの集線装置(ハブ)はすべての端末がデータの 伝送帯域を共用するため、データ量が増加すると、伝送効率が低下するなどの 問題があります。

 現在、コンピュータのネットワーク化とともに、ネットワークを流れる データの大容量化が急速に進んでいます。その中で、大容量のデータを高速で 効率よく送信できるとともに、低コストでネットワークを構築する ネットワーク技術が求められています。

 イーサネットスイッチング技術は、イーサネットフレームを ハードウェアで高速に交換し、従来のインタフェースを変更することなく、 すべての端末がデータの伝送帯域を占有することができるものです。

 当社は、これらのニーズに対応して、イーサネットスイッチング技術を 低コストで提供する新製品を開発し商品化するもので、現在の集線装置(ハブ)と 置き換えることが可能な価格帯で高速ネットワークを実現することができます。

 当社は、この新製品のLANスイッチ市場への投入後も、低コストな LANスイッチ製品のラインアップの拡充を図っていきます。


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