開発の背景と狙い

 平成8年度の国内VTRの市場は、買い換え需要を中心に約640万台 (前年度比約3%増)が見込まれています。なかでも、7月にはアトランタ オリンピックの開催が予定されていることもあり、ワイド画面で高画質な 映像を楽しみたいというニーズの増加から、BSチューナーを内蔵した S-VHSタイプなどの高画質VTRの構成比の増加が予想されています。

 新製品は、このようなニーズに対応して商品化するもので、「新3次元DNR (Digital Noise Reduction)回路」を搭載するなどにより、従来機種に比べ、 より高画質化を実現しています。

 なお、ビデオ事業については、よりグローバルに展開、運営していくため、 本年4月1日より、ビデオ事業の事業企画、営業の本部機能をシンガポールの 現地法人「東芝ビデオプロダクツ社(TVPP社)」に置く新体制を構築しました。 「東芝ビデオプロダクツジャパン株式会社(TVPJ社)」では、新体制のもと、 全世界に向けた製品の研究開発と日本市場での積極的な事業運営を進めていきます。


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