(*1)ヘリカルスキャン方式: X線管の連続回転照射と寝台の連続スライドの組み合わせで、体軸方向に 沿ってらせん状に撮影データを連続収集するスキャン方式。1断層撮影ごとに寝台を ずらして間欠的に撮影データを収集する従来CT撮影方式に比べ、臓器全体などの 広範囲を高速に、例えば患者の一呼吸停止期間に撮影できるほか、ヘリカルスキャン 方式で収集したデータは体軸方向に従来CT撮影方式の2倍の空間分解能を持つため、 高精細3次元表示等の元データとしても不可欠なものである。
(*2)空間分解能: 組織の密度によって異なるX線吸収度の差の比較的大きな物質がどの位 小さいものまで検出できるかを示す尺度。14 lp/cmの場合、1cmが 最高28分割(0.36mm相当)まで解像可能。
(*3)密度分解能: 組織の密度によって異なるX線吸収度をどの程度の差まで検出できるかを示す 尺度。
X線の吸収度を相対的に表したものをCT値と言い、密度分解能が2mm (0.5%)の場合、水のCT値を0、空気を-1000と換算したときのCT値で 5の差があれば、最小2mmのものが検出できる。


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