開発の背景

 各種情報機器のマルチメディア化が進む中、パソコンにおいては文字情報に加え、 音声や画像など扱う情報量は拡大・高度化しております。これにともない、大容量の データを記録できるメディアであるCD-ROMの需要が急速に拡大しており、 CD-ROMドライブ搭載機器の市場規模は1996年は前年比約20%増の 5000万台の需要が見込まれています。

 この中で、現在、CD-ROMの再生速度としては8倍速が主流になりつつ ありますが、今後のさらなる高速化へのニーズに対応するため、16倍速に向けた デコーダLSIを商品化します。

 さらに、今回発売するデコーダLSIに加え、16倍速CD-ROM駆動装置 対応の製品を順次ラインアップし、高速化・高精度化が進むCD-ROM用LSIの フルサポートを進めていきます。


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