| 商品化の背景とねらい デジタル技術による様々な情報メディアの融合が実現するマルチメディアにおいて、 長時間の動画映像を収録できる記録媒体が求められてきました。こうした中で登場した のが片面１層で４．７ギガバイト（片面２層で８．５ギガバイト）の大容量を実現した ＤＶＤです。ＣＤの約７倍の容量をもたらすメディアの登場により、これまで不可能だ った高画質動画映像をコンピュータ上で扱うことが容易になり、産業分野から家庭のエ ンターテイメント分野に至るまでマルチメディアの世界が大きく広がることになり ます。 ＤＶＤ－ＲＯＭドライブは、ＤＶＤの魅力をコンピュータ上で実現するためのキーコ ンポーネントであり、今後急速にパソコンへの搭載が進んでいくものと予想され、西暦 ２０００年には８０００万台の需要が見込まれます。動画をフルに活用した教育ソフト やビジネスソフト、エンターテイメントソフトをパソコンで楽しむことを 可能にしたり、 映画をパソコンで楽しむなど、まさにマルチメディアの扉を開く鍵として新製品を 商品化するものです。
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