DVDプレーヤ用チップセットの発売について

1996年9月19日

 当社は、16メガビットシンクロナスDRAMなどのLSIを数個外づけで 用いるだけでDVD(デジタルビデオディスク)プレーヤの音声・映像処理回路を 構成できるチップセット(12チップ)を商品化し、本日からサンプル出荷を 開始します。

 当社は、デジタルサーボプロセッサや MPEG2(*1)対応のリアルタイムデコーダ LSIなど、DVDプレーヤを実現する上で基幹となる半導体を当社の技術力を 駆使して早期に開発し、業界に先駆けて本チップセットを発売するものです。

 本チップセットのサンプル価格は、32,000円で、本年10月から月産20万 セット体制で量産を開始する予定です。

 当社は、すでに商品化しているDVD用の赤色半導体レーザ、MPEG2対応の リアルタイムデコーダLSIに加え、10チップを新たに開発し、本チップセットを 実現したものです。
 また本チップセットは、DVDディスクから情報を読み出すピックアップユニット (2チップ)、読み出した信号データの処理を行う物理ブロック(4チップ)、 信号データを音声・映像データに変換して出力する論理ブロック(5チップ)の 3つのブロックとメインのCPUで構成しています。


開発の背景と狙い
本チップセットの主な特長
本チップセットの主な概要
DVDプレーヤ用LSI
お問い合わせ先


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。