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高密度光ディスク「DVD」関連製品の商品化について

1996年9月26日

DVDビデオプレーヤー、DVD−ROMドライブ、DVDデコーダボードを発売

 当社は、本格的マルチメディア時代の幕開けとなる次世代メディア「DVD」 (高密度光ディスク)の当社第一弾の製品として、DVD規格Ver.1.0に準拠した 映像・音声再生用「DVDビデオプレーヤー」およびコンピュータ用装置「DVD− ROMドライブ」、パソコン上でDVDの映像を再生するためのMPEG2デコーダ 等を内蔵した「DVDデコーダボード」を商品化します。
 新製品は、0.6mm薄型高密度光ディスク技術、短波長赤色半導体レーザやピックアップ制御などの半導体技術、MPEG2画像圧縮などのデジタル情報処理技術と いった、DVDのフォーマットリーダーとして当社が培ってきた最先端かつ 洗練された技術を結集し商品化したものです。

 DVDの特長は、21世紀に対応できる最新の技術を結集することで、(1)CDと 同じ直径12cmの光ディスクでフロッピーディスク約3,200枚、CD−ROM 約7枚分相当の4.7ギガバイトの大容量(片面1層記録の場合)(*1)、 (2)映像、音声、コンピュータ情報などをひとつのメディアに統合できる 統一したファイル・フォーマット(*2)、(3)既存の音楽用CDやCD−ROM 及び将来の書き換え可能型DVDとの互換(*3)、(4)MPEG2画像圧縮を 用いたデジタル高画質映像(*4)、ドルビーデジタル(AC−3)5.1ch サラウンドの高音質音声(*4)、などを実現したことにあります。まさに次世代の デジタルメディアとしてあらゆる情報やコンテンツをデジタルの世界で融合・ 発展させ、ビデオカセット、レーザーディスク、音楽用CD、CD−ROM、 ビデオCDなどの既存のメディアで実現できなかった本格的 マルチメディア時代の扉を開くものです。

 DVDの関連市場は、2000年には全世界で周辺記憶装置やプレーヤーなどの ハード機器で1億2千万台規模に拡大すると予想しており、ソフトタイトルや 産業分野の応用製品を含めると、同年で十数兆円の市場規模が期待されています。 DVDの登場により、コンテンツ分野においても映画ソフトや音楽ライブなどに 止まらず、動画を含む美しい映像をふんだんに収録したDVD出版、 リアリティあふれるゲームソフトなど、産業・教育・文化の分野から エンターテイメントに至るまで革命的な変化が予想されており、その成果領域は 今後さらに拡大していくものと考えられています。

 当社では、今回のDVD関連商品の発売を機にDVD市場の早期立ち上げ・拡大と 様々なコンテンツのタイトルソフトの普及に向けて、DVDの開発段階からの豊富な 実績に裏付けられた関連技術を活かし様々な事業を展開していきます。DVDソフトの 制作・編集、製盤事業については東芝EMI株式会社などの協力を得て 推進するとともに、DVD機器のキーコンポーネントであるMPEG2デコーダ LSI、半導体レーザなどの供給も既に開始しております。今後さらに、 DVDプレーヤー内蔵テレビ、DVD−ROMドライブ内蔵パソコンなどの 民生分野はもちろん産業分野においても、DVD応用製品を積極的に商品化していく 計画です。また、DVDを更に発展させるものとして、高密度化のキーとなる 短波長の青色レーザの実用化に向けた開発も進めております。

 当社は、今後も、DVDのリーダーとしてDVDを中核とした様々な製品の 開発をすすめるとともに、さらに超高密度の第二・第三世代DVDの開発に向けた 関連技術の開発・実用化を強力に進めていきます。


*1 片面1層ディスクの場合の容量。MPEG2画像圧縮を用いた高品位の動画映像、 ドルビーデジタル(AC−3)5.1chサラウンドの高音質音声で映画一本分相当の 133分間の収録が可能。このほか、片面2層ディスクで8.5ギガバイト、一層 両面でディスクで9.4ギガバイト、2層両面で17ギガバイトの容量を実現。
*2 共通の物理フォーマット(セクターフォーマット、ECC、変調方式)と ファイル管理構造(UDF Bridge(UDF and ISO9660))を 採用。
*3 DVDと信号層の位置が異なるCDも読み取り可能な光ピックアップヘッドを 採用することで互換性を確保。
*4 映像・音声再生用の「DVD−Video」規格での特長。
ドルビーは、ドルビーラボラトリーズライセンスコーポレーションの商標です。


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