高強度を実現した超電導線材の開発について 1996年9月30日
本線材は、高強度を有しており、線材自身に大きな歪みが加わらないような設計が 可能なため、超電導磁石に応用した場合、磁石の大きさを従来に比べ半分から 3分の1にまで小形化することが可能です。 本線材は、純銅の中に高強度のアルミナを均一に分散した当社独自のアルミナ 分散銅を用いることにより、銅の特性である高い電気伝導率、熱伝導性を保ちつつ、 すぐれた加工性と高強度を実現しています。このため、実用化の条件となる キロメートル級の長さを実現しました。
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