新製品の主な特長

XM-1502B
  1. 新たに開発した薄型ピックアップや薄型モーターの採用をはじめ、高速化を実現し た薄型LSIの搭載や高密度実装技術の採用などにより、平均10倍速のCD-RO Mドライブとして、厚さ12.7mm、幅128mm、奥行き129mmを実現しま した。

  2. (1)可変速再生技術の採用、(2)ディスクの回転方式として、従来機種で採用してい たCLV(*1)に加え、今回新たにCAV(*2)を組み合わせた方式の採用、(3)新たに開発 した低発熱ディスクモーター駆動ICの採用、などにより、1秒間に平均1,500KBのデ ータの読み出しを実現するとともに、平均2.7Wの低消費電力を実現しています。

  3. PIOモード(*3)に加えてDMAモード(*4)にも対応しており、CD-ROM ドライブの稼動時に、パソコンのCPU(中央演算処理装置)占有率が 下げられることで、データを読み取りながら他の処理を行うことができます。

(*1) CLV:Constant Linear Velocity(線速度一定方式)の略。データの読み取り 場所に応じてディスクの回転数を可変(内側を読み取る場合は速く、外周部を読 み取る場合は遅く回転させる)とすることにより、データ転送レートを常に一定 にする回転方式。
(*2) CAV:Constant Angular Velocity(角速度一定方式)の略。回転数を常に一 定にする回転方式。データ転送レートは一定でなく、ディスクの外側を読み取る 場合は速く、内側を読み取る場合は遅くなる。
(*3) PIOモード:Programmed Input Output Modeの略。CPUがプログラムに従って、 直接読み書きしたり、割り込み機能などを使ってデータ転送を制御する方式。
(*4) DMAモード:Direct Memory Access Modeの略。CPUはデータ転送の制御自身 については直接関与せず、外部記憶装置とメインメモリとで直接データのやりと りを行う転送方式。CPUは1度入出力の命令を出すだけで他の処理にかかるこ とができる。

XM-5702B/5701B

  1. 新たに開発した高性能LSIの採用により、データのエラー訂正を行うデジタル信 号処理を高速化するとともに、光ピックアップヘッドやディスクモータの性能向上を 図り、1秒間に1,800KBのデータを読み出すことができる12倍速を実現しています。
    また、ランダムシークタイム115ミリ秒、ランダムアクセスタイム125ミリ秒と高速 アクセスを実現しています。

  2. 新たにパワーセーブモードを採用することにより、待機時の消費電力を従来機種に 比べ、半分以下に抑えました。(「XM-5702B」)

  3. Fast SCSIをサポートすることにより、バースト時のデータ転送レートで 10.0MB/Sを実現しています。(「XM-5701B」)


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