処理方法の概要

  1. 破砕機で10mm角程度に細断した廃プラスチックを、スクリュー式脱塩 装置にて加熱し、塩素を除去します。脱塩素された溶融プラスチックは溶融槽で加熱・ 撹拌され、さらに脱塩素を行います。除去された塩素は塩酸回収塔に濃塩酸として 回収します。

  2. 溶融槽から分解槽に移送された溶融プラスチックは、分解温度の 400℃付近まで昇温され、 分解ガスを発生させます。分解ガスは生成油回収塔に導かれ油として回収します。

  3. 分解槽で分解せずに残った残渣物は、分解槽から排出され、固形の残渣として 回収されます。この残渣は石炭と同程度の燃焼熱を持つ固形燃料として利用可能です。 生成油回収塔で回収されなかった、低沸点のガス成分は、排ガス処理装置で 処理されます。


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