開発の背景と狙い

 マルチメディア化の進展にともない、デジタルコピー機やファクシミリ、 スキャナなどリニアCCDを内蔵している製品は処理速度、精細度の向上が 求められており、読み取りの画素数は大幅に増えてきています。
 このため、読み取り動作に必要なリニアCCDドライバにおいては、大量のデータを 高速に処理することが必要となっています。
 また、リニアCCDドライバは、読み取りを行う可動部分に配置するため、 部品点数の削減なども要求されています。

 新製品は、このようなニーズに対応して商品化したもので、従来のリニアCCD ドライバに比べ、2.5倍の高速処理を実現しています。
 また、従来、耐温度性の関係から別に配置する必要があったコントロール用 バッファICや多数必要であったドライバICを、放熱フィンを用いたパッケージを 採用することなどにより、7,500画素CCDの場合、従来、7個必要であった ドライバICを2個に削減しています。


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