商品化の背景と狙い

 97冷凍年度のルームエアコンの需要は、750万台が見込まれています。 こうした中で、新築リビングルームの大型化などから、9~17畳のリビングルームにも 対応できる3.2kWクラス以上のエアコンの構成比が前年比約115%と大きく 伸長しており、今後も大幅な伸びが期待できます。一方、寝室や子供部屋などへの 買増し需要が約6割を占めるに至っており、1家庭あたりのエアコン設置台数の平均も 2台を上回り、一家に1台から一部屋1台へと需要構造が変化してきています。

 当社は、こうした需要の変化に対応し、広いリビングルーム向けに主力の 省エネルギータイプの機種ゾーンの拡大や、家庭で利用できる電流容量が 限られている中での2台目、3台目需要に向けた低電流運転タイプの投入を 進めており、今冷凍年度の新製品として、これらの機種の暖房機能や除湿機能を さらに向上し、商品化するものです。


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