開発の背景と狙い

 マルチメディア化の進展にともない、各種携帯情報機器においても高機能化が 急速に進んできていますが、その一方で、機器を構成する部品は低電圧化が 要求されています。
 このため、制御用マイコンにおいても、処理能力の向上とともに、さらなる低電圧 動作化が求められています。

 新製品は、このようなニーズに対応して商品化したもので、従来の2.7ボルト 動作に比べ、約25%(当社比)動作電圧を低減し、2ボルト動作を実現しています。

 当社は、「TLCS-900/L1」をマイコンコアのラインアップに 加えることで、多様化するシステムニーズに幅広く的確に応えていきます。

 今回の「TMP91CU10F」をシリーズ第1弾製品として、様々な アプリケーションに必要な機能を取り込んだ製品を順次開発していきます。


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