商品化の背景とねらい

 97年度の保温釜の需要は、買替えを中心にほぼ前年並みの約660万台が 見込まれています。最近の需要構造を見ると3合炊き程度の小容量タイプ (容量1.0リットル未満)は需要の約2割を占め、従来の若年層に加えて、 中高年令層の小家族世帯へも需要層が広がってきています。一方、保温釜の 方式としては、通常の容量サイズを中心にIH方式が4~5割を占めるに至っており、 小容量タイプでも、IH方式の採用などおいしくご飯の炊ける基本機能の向上や 持ち運びのしやすさ、場所をとらない省スペース化などが求められています。

 新製品は、こうしたニーズに対応して商品化したもので、当社独自の「鍛造厚釜」と 「一気フルパワー加熱」に加え、内部の冷却構造の工夫により従来のマイコンミニ釜と 同サイズの業界最小のコンパクト設計でIH方式の採用を実現したものです。


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