開発の背景と狙い

 屋外形映像表示装置は、ビル外壁の広告媒体や空港、公共施設、道路などの 情報表示盤として用いられています。
 この中で、LED表示装置は、放電管やブラウン管を用いたシステムに比べて薄形、 軽量で低消費電力を実現できることから需要が拡大しています。
 また、従来の放電管やブラウン管などを用いた車載形映像表示装置は、表示部の 重量が重いため、10トン車程度の車両が必要なうえ、消費電力が大きいため 電源装置を搭載した別車両を用意しなければならないなど、機動力や設置場所などの 点で制約がありました。
 このため、薄形、軽量で低消費電力を実現した映像表示装置を搭載し、機動性に すぐれ、設置場所の自由度を高めた車載形映像表示装置が求められています。

 当社は、このようなニーズに対応するため、自動車(4トントラックベース) 1台に薄形、軽量、低消費電力で高精細なフルカラーLED表示装置やパソコン、 音声・映像再生システム、発電装置などを搭載した新製品を商品化するものです。


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