プレスリリース (1997.1.21-2)3 | ニュース

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新製品の主な特長

当社の３２ビットマイコン「Ｒ３９００」のコアにソフト上でアドレス変換ができる３２エントリ・４キロバイトページのＴＬＢ回路（マイコンの仮想アドレスをメモリの物理アドレスに変換する回路）を内蔵しています。このため、携帯情報端末に適したＯＳ(基本ソフト)に対応できます。
従来外付けで用いられていた通信インターフェイスなどの周辺回路を内蔵しているため、音声・ＦＡＸコーデック用ＬＳＩおよびメモリとの組み合わせで携帯情報端末の主機能を構成できます。また、この組み合わせでＶ３２．ｂｉｓレベルのソフトモデムを実現できるため、通信用のＩＣカードを用いることなく通信機能を実現できます。
このため、部品点数を削減でき、ＩＣカードスロットなどが不要になるため、携帯情報端末の小形・軽量化を実現できます。
携帯情報端末用マイコンとして業界で初めてＩＳＤＮインターフェイスを内蔵するとともに、ＲＳ－２３２Ｃ、ＩｒＤＡなどの通信インターフェイス、ＰＣＭＣＩＡインターフェイス、各種メモリコントローラ、ＬＣＤインターフェイスなど、携帯情報端末に必要な周辺機能を内蔵しています。
０．４ミクロンの微細加工技術の採用などにより４０メガヘルツの高速動作を実現しています。また、３２３２＋６４を１サイクルで実現できるＤＳＰの高速積和演算機能を有しています。
４キロバイトの命令キャッシュと１キロバイトのデータキャッシュを有しています。

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