新製品の主な特長

  1. 高速ルータ用のプロトコルとして、当社が独自に開発した通信プロトコル (FANP:Flow Attribute Notification Protocol)を搭載しています。これにより、 パケット転送を行う際に、従来のルータで行っていたソフトウェア処理に加えて、 ATMスイッチを利用したハードウェアでの処理を行える「カットスルーパケット 転送モード」を実現できるため、従来タイプのルータに比べ、約10倍の 高速性能を実現しています。

  2. ATMフォーラムで規定されているシグナリングプロトコル(SVC:UNI3.0/3.1)を サポートしているため、高速ルータとしては世界で初めて、そのシグナリング プロトコルを用いて、ATMフォーラムに準拠したATM交換機で構成された ネットワークに接続することが可能です。

  3. ユーザが使用できるATM 155Mbpsの回線を標準で11回線装備しており、 ATMスイッチをはじめ、エッジルータやNICインタフェースなど多数の機器が 接続でき、将来的な通信量の増加に対しても対応が可能です。

  4. 従来のルータが採用しているルーティングプロトコルに対応しているため、 ATMインタフェースを持った従来のルータとの相互接続が可能で、既存の ネットワーク機器が有効に活用できます。

  5. ネットワーク管理のプロトコルとして、従来のルータに標準で使用されている SNMP(simple network management protocol)に対応しており、既存の ネットワーク管理システムを利用したネットワークの一元管理が可能です。


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