開発の背景と狙い

 コンピュータ市場においては、クライアントとサーバの連携による クライアント-サーバシステムが一般化していますが、従来の クライアント-サーバシステムでは、クライアントの機種やOS毎に クライアントソフトウェアを開発し、それを事前にインストールしておく必要があり、 初期導入やバージョンアップにおけるソフトウェアの開発と配布がシステム 運用管理上の大きな問題になっていました。

一方、WWWの登場によって始まった、サーバ上に置かれた簡単なフォーム入力を ベースとするWWW応用システムでは、マルチプラットフォームやバージョン管理の 問題は解決したものの(1)サーバに負荷が集中する、(2)クライアントに豊かな 対話性が与えられないという問題がありました。

 Java応用イントラネットミドルウェアを企業コンピューティングシステムに 適用することにより、WWWやグループウェアを中核にして情報共有と情報伝達を行う いわゆる情報系業務と、ホストコンピュータやデータベースを中核にしたいわゆる 基幹系の業務をイントラネット上に統合化することが可能です。

 当社は、今後Java技術とイントラネット技術を既存技術に統合した形で、 ネットワークコンピューティングを実現し、ユーザに最適なシステムを 提供していきます。


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