開発の背景と狙い

 平成9年度のデジタルカメラの需要は200万台が見込まれるなど、 急速に市場が拡大しており、それとともに、 低消費電力で小型かつ高精細なデジタルカメラの製品化が強く望まれています。 また、カメラ搭載のパソコンや携帯TV電話などの新コンセプトの商品化においても カメラ部の小型高精細化技術が重要な要素となります。

 当社では、今後、カメラ部の小型高精細化のニーズが急速に進むものと考えており、 これに対応できる技術として、CMOS回路を用いた撮像素子の開発に取り組んできました。
 CMOSは開発がすすめば、現在主流のCCDに比べ、 より小型高精細化を実現できるとみられており注目を集めています。従来、 CMOSイメージセンサは画像に問題がありましたが、 当社独自のノイズ低減回路により高画質化を可能にしました。


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