CCDに対するCMOSの優位性

 CMOSイメージセンサは、DRAMと同じCMOS技術を用いており、 (1)DRAMの超微細加工技術をそのまま利用し微細化できるとともに、 (2)同じCMOS技術を用いた周辺回路をセンサ部に取り込むことでワンチップ化が図れるなど、 DRAM技術の進展にあわせてチップの小型化を図ることができます。また、 (3)CMOSイメージセンサの駆動電源は1電源でよく、 異なる3つの電源が必要なCCDイメージセンサに比べて消費電力を約10分の1に低減でき、 電池の小型化を図ることができます。

 当社は、将来の超小型カメラなどの撮像素子としての利用をねらい、 小チップ化(高集積化)、周辺回路とのワンチップ化などの技術開発をすすめていきます。

なお、本開発品は3月4日から9日まで東京国際フォーラムで開催する 「TOMORROW21 東芝技術展」に出展します。


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