高速データ通信対応のPHS電話を内蔵したポケットコミュニケータ「GENIO(ジェニオ )」の発売について

1997年2月27日

外出中でも簡単に
インターネットのホームページにアクセスが可能

 当社は、32Kbps高速データ通信対応のPHS電話を内蔵するなどにより、 PHS電話としての活用に加え、外出中でも簡単にインターネットの ホームページが閲覧できるとともに、電子メールの送受信や 個人情報管理も可能なポケットコミュニケータ「GENIO(ジェニオ)PCV100」を、 4月25日(*)より発売します。
 インターネットのホームページが閲覧できるのは、PHS電話を内蔵した 携帯情報端末としては業界で初めてとなります。

GENIO(ジェニオ):イタリア語で「天才」という意味。

 新製品は、4月からDDIポケット電話グループが実施予定の PHS高速データサービスである「αDATA32 (注1)」に対応しており、PHS標準高速データ通信「PIAFS方式(注2)」と DDIポケット電話グループ独自の「αDATA (注3)」の両方式に対応した通信機能を業界で初めて内蔵しています。 これにより、ファクス、ポケベルなどへの情報の送信をはじめ、電子メールなどによる 情報の送受信や、インターネット、パソコン通信などへの接続を、本体のみで手軽に、 かつ高速に行うことができます。

 また、ノートパソコンや半導体技術で培われた高密度実装技術や 低消費電力技術、ワンチップ化技術などにより、3.5型の表示装置を 搭載しながら、215cc、220gと小型・軽量を実現しています。

 さらに、外部記憶媒体として、切手サイズのメモリカード「Smart Media (スマートメディア)」専用のスロットを装備しており、「Smart Media」(別売)を 用いて2MB(将来は4MB、8MB)ものデータを記録することができます。 ホームページや本体内データなどを保存できるとともに、パソコンや デジタルカメラなどのデータの送信も容易に行えます。

 なお、本製品は、3月4日から9日まで有楽町駅前の東京国際フォーラムで 開催する「TOMORROW21東芝技術展」に出展する予定です。

(注1) αDATA32」:DDIポケット電話グループが 提供するPHSの高速データ通信サービス。「αDATA 」 14.4kbps無線モデム通信、14.4kbps無線FAX通信、32kbps無線インターネット通信)、 PIAFS方式をサポート。
(注2) 「PIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)方式」:PHSを使用した32kbpsの 業界標準規格。
(注3) αDATA」:DDIポケット電話 グループが提供するサービスで、14.4kbps無線モデム通信、14.4kbps無線FAX通 信、32kbps無線インターネット通信をサポート。



新製品の概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
お問い合わせ先


  • GENIOの補修用性能部品の最低保有期間は6年です。
  • Windows(R)は米国マイクロソフト社の 米国およびその他の国における登録商標です。
  • NIFTY-Serveはニフティ株式会社の登録商標です。又、その他掲載された会社名及び 製品名は、各社の商標及び登録商標です。
  • 当製品は、日本国内においてのみ使用可能です。
  • オープン価格の商品は標準価格を定めておりません。


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