新製品の主な特長

  1. 省スペース化

    従来外側にあった排紙トレイを本体内部に設置することにより、 マシン幅(550mm)と同じ設置スペースでのコピーを可能としています。 また、FAXモデルでコピー、FAXのプリントを分けて排紙する場合にも、 本体内部に仕分けトレイ(オプション:インナー1ビントレイ)を追加することで、 本体サイズでの設置が可能となります。
    さらに、複数部のコピーをとる場合にも、一度メモリに原稿を蓄積して、 1部ごとに排紙でき(電子ソート*)、従来必要としていたソーターを置くスペースが必要なく、 ソート処理が可能です。

    *A3、B4サイズの電子ソートにはオプションの増設メモリボード[コピー用]が必要です。



  2. 複合機能の操作性向上

    (1)受信蓄積文書の印刷、(2)送信蓄積文書の送信、(3)送信原稿のメモリ蓄積など、 FAXメモリに対する3つの同時アクセスが可能です。また、 大量FAX受信プリント中のコピーには、コピー、 FAXそれぞれページ単位で準備のできたプリントジョブからプリントを行います。
    さらに、連続コピー中にも、一旦コピー動作を中断させることで、 緊急のFAX受信文書のプリントが可能です。これにより、 作業、動作のバッティングによる待ち時間を低減させ、 複合機能の作業性の向上を実現しています。



〈コピー機能〉
  1. 回転コピー機能

    原稿セット方向と、用紙セット方向が異なる場合に、 用紙方向に合わせ画像を回転させてコピーを行う回転コピー機能を搭載しています。 従来機では等倍コピー時のみ機能しましたが、プリマージュ20では、 変倍コピー時にも画像を回転させることができます。さらに、 自動両面コピー機能(オプション装着時)使用時には、コピー後の製本の左右開き、 上下開きを設定することで、裏面のコピーを180° 回転させコピーの天地を揃えることができます。
    これにより、A4サイズの場合にはヨコ方向の用紙を選択してコピーを行うため、 大量コピー時には、タテ方向でコピーする場合に比べ高速にコピーを行うことができます。
    また、拡大、縮小用にA4タテサイズの用紙をセットする必要が無く、 給紙カセットを有効に使用することができます。

    *回転コピー機能は自動用紙選択または自動倍率選択機能使用時、 A4/B5サイズの用紙にコピーする場合に機能します。



  2. 電子ソート機能

    A4、B5サイズの電子ソート時にはタテ、ヨコ両方向の用紙がセットされている場合、 1部ごとに用紙方向を変えてコピーを行うため、1部ごとの区分けがはっきりします。(回転ソート)



  3. 多彩な編集コピー機能

    デジタル複写機ならではの縮小連結、ダブルコピー、 さらにオプションの編集コピーユニットを搭載することで、 網かけ、網のせ、白黒反転など、デジタル複写機の特性を生かした 編集コピーが可能です。



  4. 操作性の向上

    他に、自動用紙選択、自動倍率選択、原稿忘れ検知、スタート予約、 モードメモリ等、操作性を向上する機能を搭載しています。




〈FAX機能(FAXモデル)〉
  1. 回転送受信機能

    A4サイズの原稿をヨコ方向にセットした場合、 画像をタテ方向に回転させてから送信します(回転送信)。 これにより従来機では、ヨコ方向で送信したものが、 A3サイズの用紙にプリントされたり、 B4サイズの用紙にB5サイズに縮小されてプリントされていたことをなくします。 また、受信する際にもA4サイズの場合には、 カセットにセットされている用紙方向に合わせ回転させ受信することができます。(回転受信)



  2. 便利な送信機能

    A3サイズの原稿を縮小/分割せずに送受信できる「A3等倍送受信」機能や、 本などの原稿をコピーをとることなく直接送信することができる「ブック原稿送信」機能、 見開きブック原稿をページ毎に送信できる「見開き原稿分割送信」機能を装備しています。



  3. 鮮明な画像

    8×3.85本/mm、 8×7.7本/mmで受信した画像を、 高精細な16×15.4本/mmにデータを補正してプリントします。 通信コストのかかる高精細モードを使用しなくても、小さな字や、細線を美しくプリントすることができます。
    また、送信時には、写真モード、文字/写真モードを選択することで、 階調のある写真原稿を美しく送信することができます。



  4. 拡張性

    オプション装着により、G4FAXへの拡張が可能です。さらに、 高精細送受信(16×15.4本/mm)、 蓄積用メモリの増設、短縮ダイヤル、グループダイヤルのダイヤル数アップなど、 ユーザーの使用状態に合わせ、拡張することができます。




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