商品化の背景とねらい

 扇風機は、夏場の風呂上がりや帰宅時に強い風にあたって涼をとったり、 就寝時に優しい風を送って寝苦しさをやわらげたいといった根強いニーズがあり、 97年度の国内市場はリビング扇を中心に410万台が見込まれています。また、 エアコン冷房時の冷気の片寄りを抑え、 風による体感温度低下の効果により冷房設定温度を弱めにできるため、 エアコンとの併用が省エネ対策上も推奨されており、今後も堅実な需要が見込まれます。 こうした中で、集合住宅などの収納スペースの制約から、 夏場以外のシーズンオフに場所をとらずにコンパクトに収納できるタイプが求められています。
 新製品はこうしたニーズに対応して商品化したものです。


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