エアバッグ制御用16ビットマイコンの発売について

1997年3月26日

 当社は、自動車のエアバッグ制御用マイコンとして、 積和演算器を内蔵することによってデジタルフィルタ処理の高速化を図ったマスクROMタイプの 「TMP93CM84F」を商品化し、今年12月からROMコードの受け付けを開始します。
 ワンタイムPROM(OTP)タイプの「TMP93PM84F」は、今年8月からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、従来、CPU内部で行っていた入力データのノイズなどを除去するデジタルフィルタ処理を、 内蔵した専用の積和演算器が行うことによって、 CPUの負担を軽減し、処理時間を約30分の1(当社比)に短縮しています。
 さらに、積和演算器の内蔵によって、最大16次までのフィルタ処理を行うことができるため、 自動車のエアバッグ制御の信頼性を大幅に向上させることができます。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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