新製品の主な特長

「Equium(エクィアム)」シリーズ

1.高速/高性能の実現

  1. 最高速「MMX(R)Pentium(R)プロセッサ (200/166MHz)」を搭載
     インテル社の最新・最先端の「MMX(R)テクノロジ Pentium(R)プロセッサ(200/166MHz)」(*1)を搭載しており、 同じクロック周波数で動作する従来のPentium(R)プロセッサと比較して約1.2倍以上、 MMX(R)対応アプリケーションでは60%以上の能力の向上が可能です。 これにより、MMX命令に対応した動画や音声などのマルチメディアデータの高速処理に加え、 ワープロや表計算など通常アプリケーションの処理速度の向上が図られます。

    *1:5200D1/M1モデルは200MHz。5160D1モデルは166MHz。

  2. 高性能PCIチップセット「82430HX」を採用
     チップセットにインテル社の高性能PCIチップセット「82430HX」を採用しています。 メインメモリには、高速アクセスと信頼性の高いEDO-ECCメモリを標準で32MB装備しています。 (最大128MB(*2)まで増設可能。)

    *2:5160/5200D1は、標準メモリを交換した場合、最大192MBまで増設可能。

  3. 「100BASE-TX対応オンボードLANインタフェース」を標準装備
     Equium 5160/5200D1モデルは、最大100Mbpsの高速データ送信が可能な 「100BASE-TX対応LANインタフェース」をチップ化し直接マザーボードに実装することにより、 PCIバススロットの拡張性を確保しています。また、 Equium 5200M1モデルは 「100BASE-TX対応LANカード」を標準搭載しています。

  4. 高性能グラフィックチップの採用
     Equium 5160/5200D1モデルはグラフィックスチップにATI Technologies社の 「3D RAGE(TM)II」、 ビデオメモリにSGRAMメモリを2MB装備しています。 Equium 5200M1モデルはグラフィックスチップにS3社の「ViRGE/DX」を、 ビデオメモリにEDOメモリを2MB装備し、3次元グラフィックス動画のスムースな再生が可能です。

  5. 平均12倍速CD-ROMドライブと大容量ハードディスクドライブを採用
     ATAPI準拠の平均12倍速CD-ROMドライブを標準装備するとともに、 「Enhanced-IDE」規格で接続された2.1~3GBの大容量ハードディスクドライブを搭載しており、 動画像などのマルチメディアデータへの高速データアクセスが可能です。
     また、周辺機器の接続を簡単にする新インタフェース 「USB(ユニバーサル・シリアル・バス)」コネクタを2基装備し、 Equium 5160/5200D1モデルはIrDA1.0規格に準拠した赤外線通信(SIR)インタフェースを装備しています。

  6. Windows NT(R)4.0対応
     基本ソフトウェアとして「Microsoft(R) Windows(R)95 OSR2.1」をプレインストールすると共に、 「Microsoft(R) Windows NT(R)4.0」に対応したNTドライバを標準添付しており、 オプションの「Windows NT(R) Workstation4.0」のインストールが可能です。


2.信頼性の向上

  1. LDCMを標準添付
     Intel社の「LANDesk(TM Client Manager(LDCM)Ver3.0」(*3)を標準添付しており、 LAN経由で他のパソコンの管理が可能となり、ハードウエアのリソース情報の管理機能、 ディスクやメモリ容量、本体内部温度、DC電源電圧等を監視し障害発生時に警告を発する機能、 ハードディスクの障害を予測通知する機能等により、システムのトータル管理コストの低減を図ります。

    *3:Windows(R)95またはWindows NT(R)4.0環境で使用可能です。

  2. ECCメモリの搭載
     メモリエラーの自己検出訂正が可能な「ECC(Error Checking and Correcting)対応EDOメモリ」を 標準で32MB搭載しており、信頼性の向上を図っています。


3.ユースウェアの向上

  1. ワンタッチスリープ/ウェイクアップ機能の搭載
     主電源とは別にスリープボタンを装備することにより、 ワンタッチでスリープ/ウェイクアップモードの切り替えが可能です。 スリープモードでも、E-MAIL等のLAN機能の動作が可能であり、 通常電源投入時に比べ低消費電力でのシステム保持と省エネルギーを実現します。

  2. 本体のイージーメンテナンス設計
    本体カバーの開閉がワンタッチでおこなえるイージーメンテナンスを考慮した設計により、 メモリ交換等が工具を使わずに簡単におこなえます。また、Equium 5160/5200D1モデルは、 市販のセキュリティ・ロックにより、本体内部部品の盗難を防止します。

  3. 新デザインと着脱可能パームレスト付きキーボードの採用
     本体は、美しい曲面のフォルムと白を基調とした新デザインを採用しています。 キーボードは、長時間のキー入力にも疲れにくい、 人間工学に基づいたデザイン(エルゴノミクス・デザイン)を採用しました。 また、パームレスト部分は着脱が可能であり、 省スペースで使用したい場合には取りはずして使用できます。

  4. 高い拡張性
     Equium 5160/5200D1モデルは増設拡張スロットを5スロット (PCI×2、ISA×3)、 光ディスクやハードディスクドライブ用の拡張ストレージベイを2スロット (内1スロットはCD-ROMドライブで使用済み)装備し、高い拡張性を備えています。 また、Equium 5200M1モデルは増設拡張スロットを6スロット (PCI×3、ISA×3、 内PCIの1スロットはLANカードで使用済み)、拡張ストレージベイを3スロット (内1スロットはCD-ROMドライブで使用済み)装備しています。



「Infinia(インフィニア)」シリーズ

  1. 高速CPU「MMX(R)Pentium(R)プロセッサ(166MHz)」 など最新技術を搭載

     動画や音声などのマルチメディア処理性能を大幅に向上させた 「MMX(R)Pentium(R)プロセッサ(166MHz)」を搭載するとともに、 2次キャッシュメモリに256KBパイプラインバーストSRAM、メインメモリに32MBのEDOモード対応高速DRAMを採用しています。 また、インテル社の高性能PCIチップセット「82430HX」や、2.5GBハードディスクドライブを搭載しており、 動画像などのマルチメディアデータを高速処理することができます。
     さらに、グラフィックスチップには高性能「ViRGE/DX」を搭載しており、3次元グラフィックスの迫力ある動画が楽しめます。

  2. 平均12倍速CD-ROMドライブを標準搭載

     ATAPI接続で高速アクセスが可能な平均12倍速CD-ROMドライブを標準搭載しており、 動画や音声を駆使したマルチメディアCD-ROMを手軽に楽しむことができます。

  3. 使いたい機能がすぐに呼び出せる「InTouch(インタッチ)」

     「テレビ」「FMラジオ」「 CDプレーヤ」「ハンズフリー電話」などの機能を予め搭載するとともに、 各機能の切り替えもボタン一つで行える「InTouch(インタッチ)」を標準装備しています。 また「InTouchリモコン」(*1)を標準添付しており、離れた場所からワンタッチでの切り換えやマウス操作が可能です。
     また、新製品は周辺機器の接続を簡単にする新インタフェース 「USB(ユニバーサル・シリアル・バス)」コネクタを2基(1基は「InTouch(インタッチ)」を接続)装備しています。

    *1:7160J2モデルのみ。

  4. マルチメディア対応ディスプレイ

     Infinia 7160J2モデルは、明るさとコントラスト比をそれぞれ約30%向上させた自社開発の 「マイクロフィルター(TM)」ブラウン管を採用しています。 17型CRTディスプレイにステレオスピーカと重低音に優れたサブウーハー、マイクを標準装備し、 より鮮明な動画像の表示と迫力のあるサウンドが楽しめます。(Infinia 7160J1モデルは、15型CRTディスプレイ (「マイクロフィルター(TM)」、サブウーハーを除く)を標準装備)

  5. 33.6kbps対応の高速モデムなど優れた通信機能を搭載

     インターネット、パソコン通信、FAX送受信などを可能にするボイス機能付きモデム (データ:V.34対応33,600bps、FAX:V.17対応14,400bps)を内蔵しています。 ディスプレイに内蔵されたスピーカ、マイクを通してのハンズフリー通話、 留守番電話機能にも対応しています。また、インターネットスタートキット「いきなりインターネット」で、 プロバイダ「InfoPepper(インフォペッパー)」(東芝情報システム)) (「Infinia(インフィニア)」ユーザへの特典として、 初期登録料と月額基本料6ヵ月間が無料)への入会手続きをオンラインで簡単に行うことができます。

  6. 家庭に最適なデザイン

     拡張性に優れたミニタワー形の本体を採用しています。 また、ディスプレイや本体は黒を基調にしたミッドナイトグレー色を採用しており、 テレビ、オーディオ機器と同様にリビングや書斎に最適なデザインを実現しています。

  7. MMX(R)対応など充実したソフトウエア

     MMX(R)機能を利用した、3次元の迫力あるロボット対戦型ゲーム 「電脳戦機バーチャロン」やカーレース・シュミレーション・ゲーム「pod」、 MIDIソフトとして高音質の音楽/カラオケが楽しめる「Virtual Sound Canvas VSC-88」など、 MMX(R)Pentium(R)プロセッサに対応した アプリケーションソフト4種類を標準添付しています。
     また、従来の「Microsoft(R) Excel95」 「Microsoft(R) Word95」などのビジネスアプリケーションに加え、 当社日本語ワープロ「Rupo」シリーズと互換性があるワープロソフト「Rupo Writer」など 26種類のアプリケーションソフトをプレインストール(一部はCD-ROM添付)しています。


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