開発の背景と狙い

 配線用遮断器とサーマルリレーの機能を一体化したモータブレーカと呼ばれる製品は、 欧州ではすでに50%以上の普及率となっていますが、日本での普及率は現在のところ、 まだ1%にも達しておらず、そのほとんどが日本からの輸出機械への組み込み用で占められています。
 これは、日本においては従来から1台の配線用遮断器で複数のモータを まとめて保護する方式が採用されているためですが、近年、 モータごとの細かな保護や制御に対する要求が強まってきています。 しかし、モータを個別に保護する場合、部品点数が多くなるため、 設置面積が大きくなるなどの問題がありました。

 当社は、これらのニーズに対応するため、日本国内向けのモータブレーカを製品化するものです。
 新製品は、従来の配線用遮断器とサーマルリレーの組合せに比べて2分の1以下(当社比)に小形化しています。


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