| 背景とねらい 家庭用空調機器は、ルームエアコンの１世帯あたり設置台数が２台を超え、 １家に１台の時代から１部屋１台の時代に移行しつつあります。一方、 高齢者に配慮した住居内温度格差の抑制、ダニ、カビ、 花粉などによるアレルギー症の増加に伴う空気の質そのものの改善への要求、 マンションなどの高気密住宅の増加に伴う結露防止対策の必要性など、 住居の空調に対するニーズは益々多様化しており、各部屋の空調はもちろん、 廊下、玄関、階段をふくめた住居全体の空調へと、住環境の快適さのニーズは変化していくものと考えられます。 当社では、２４時間全館空調システムとして「空気制御システム ＮＥＸＴＡＩＲ」を商品化しており、 今後さらに、住宅内の空気の質に対する関心の高まりに応えた製品開発をすすめ、 また積極的な顧客提案を行っていくため、システム環境試験室を設置し、 住宅全体での空調機器の試験および評価を可能にしました。
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