プレスリリース (1997.5.22)3 | ニュース

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新製品の主な特長

シャーベット状の氷を利用するダイナミック製氷タイプのビル用マルチエアコンです。優れた冷媒制御技術と小型高効率のプレート式熱交換器により、－１．５～－２に制御された過冷却水を蓄熱槽に噴射しシャーベット状の氷をつくる「過冷却流動方式」を採用しており、製氷機構と蓄熱槽を一体化したシンプルな構造で、ダイナミック製氷タイプでは業界一小型・軽量の氷蓄熱ユニットを実現しています。
通常の空調システムと同じ冷凍サイクルをベースにし、シャーベット状の氷で冷やされた冷水を利用して室内ユニットに供給する冷媒をさらに冷やし込む、単純な冷凍サイクルの「冷媒過冷却方式」を採用しており、高信頼性を実現しています。
スタティック製氷タイプの固い大きな氷と比較し、溶かしやすく冷熱の取り出しに優れたシャーベット状の氷を利用しています。必要量だけ氷を使い、使った量だけ追加製氷できるため、空調の負荷変動への融通性があり、安定した効率的な氷蓄熱利用が可能です。
氷蓄熱を利用し、通常の非蓄熱空調システムの１．３倍の空調負荷にも同一電力使用量で対応でき、１システムで１３馬力相当の空調システムを構成できます。
室内機を従来型のマルチエアコンと共用できるほか、室外機もマイコン制御を一部追加するだけで共用化できるため、システム設計が容易です。室内機は、天井カセット形、天井埋込形、天井吊形、壁掛形、床置形の各種の組み合わせが可能で、最大１６台の接続が可能です（０．８馬力相当機種との接続時）。

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