開発の背景と狙い

 スキャナには、複写機のように原稿を固定してレンズで縮小し、 センサを移動させながら読み取る「据え置き型」と、 原稿をセンサに送り込み原寸で読み取る「シートフィード型」があります。
 現在、スキャナは、限られた場所で利用できることから「シートフィード型」が急速に普及してきており、 今年は前年比約7割増の200万台の需要が見込まれています。 しかし、この「シートフィード型」に使用される密着型イメージセンサは、 読み取り速度に課題があるため、高速化に対する要求が高まっています。
 このようなニーズに対応するため、当社は業界で初めてCCDセンサを採用し、 感度の向上や露光時間の短縮を図ることによって、 300dpiの最高解像度で世界最高速の読み取り速度を実現しました。

 また、新製品は、当社独自の高精細レンズの採用などによって、 世界最小・最軽量を実現しているため、パソコンや携帯情報端末などへのスキャナの内蔵が可能になります。


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