開発の背景と狙い

 現在、パソコンやワークステーションなどは、メモリ容量の増大やCPUの演算処理能力の向上など、 高機能化・多機能化が進んでおり、ノートブック形パソコンにおいては、 さらに小形・軽量化が求められています。
 このなかで、メインメモリや画像表示メモリ、大容量データバッファなどに幅広く使われているDRAMには、 大容量・高速・小形化が求められています。
 当社は、米国IBM社・独シーメンス社とともに256メガビット・64メガビットDRAMの共同開発を進め、 その成果である0.25ミクロン微細加工技術を採用することによって、 世界最小のチップサイズを実現した64メガビットシンクロナスDRAMを製品化します。 さらに、最小サイクルタイム6.5ナノ秒と業界最高速動作を可能にしており、現在、 パソコンで一般的に使用されている66メガヘルツに加えて次世代に採用が予定されている100メガヘルツのメインメモリバスに対応しています。


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