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ハードウェアでのインターネット接続を実現するIPコアの開発について

1997年6月10日

 当社は、さまざまな民生機器に組み込むだけでインターネット接続を容易にできるチップを実現する 「インターネット・チューナ」の技術に関するライセンス契約を米国・アイレディ社(本社:カリフォルニア州サンノゼ市、 社長:リョウ・コヤマ氏)と締結し、 「i1000」という機能ブロック(IP:Intellectual Propertyの略。 LSIの機能ブロックとして実現する設計資産)として開発します。

 「インターネット・チューナ」は、 インターネットの接続作業を専用回路化しており、 従来のソフトウェアでの接続に比べてCPUによる制御を必要としないため、 消費電力を約700分の1にまで低減することができます。 これによって、チップを組み込むだけでページャ、携帯電話、 テレビなどの民生機器でのインターネット接続が容易にできます。

 本IPは、ホームページの記述言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)や画像、 テキストなどを伝送する際に必要な標準的な通信プロトコルおよびデータ形式に対応しており、 将来的には動画にも対応する計画です。

 当社は、昨年9月に発足したVSIアライアンスの中心メンバーとして、 VSIに準拠したコアを開発中ですが、 今後、本IPもVSI準拠のコアとして開発し、今年の秋にリリースします。 また、本IPと他のIPを組み合わせてさまざまな高機能ASICの開発を進めていきます。


開発の背景と狙い

 近年、マルチメディア化の進展にともない、 情報・通信・映像が融合した製品が相次いで登場してきており、 今後も新しいコンセプトの製品開発が予想され、 なかでも、携帯情報機器市場の拡大が期待されています。 しかし、インターネット接続による画像、 テキストなどのデータのやりとりには比較的高位のマイコンが必要であるため、 消費電力と価格面の問題があり、 携帯情報機器でのインターネットの利用が制限されていました。

 このようなニーズに対応するため、 当社は、アイレディ社が開発した「インターネット・チューナ」という新しいコンセプトをもとに「i1000」というIPとして開発し、 インターネット接続機能をハードウェアで実現することによって、 高位なマイコンを不要とし、 ページャや携帯電話、テレビなどの民生機器にもインターネット接続を可能にします。


アイレディ社の概要
社   名 iReady社
社   長 Ryo Koyama
本社所在地 San Jose CA
従業員数 16人
事業内容 LSIのIP開発・販売
備   考 IPプロバイダの業界団体であるRAPIDの中心メンバーとして
VSIアライアンスにも参加



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