新製品の主な特長

  1. 専用ASICの開発やデジタル処理回路の小型化などにより、 心臓などの循環器検査に対応できる高機能を、幅46cmのコンパクトな本体に搭載しています。 可搬性に優れているため、専用の検査室だけでなく病室や処置室へ移動しての検査にも対処できます。
    また、処理回路の改良等により消費電力を従来機種の約半分の440VA(ボルトアンペア)に低減し(*)、ランニングコストを抑えています。
    * 従来機種SSA-260Aとの比較

  2. 診断画像のノイズを除去する「3次元デジタルイメージフィルタ」、 プローブに信号増幅回路を搭載しドプラ感度を大幅に向上する「チップ・イン・チップ・テクノロジー(Chip-in-the-Tip)」など最先端のデジタル処理技術を採用しており、 精細度の高い断層画像で微細な血流も感度よく描出できます。

  3. 流れの速い血流の診断に欠かせない「連続波ドプラモード」機能を備えるとともに、 食道壁を通して超音波を送り心臓血管の立体的構造の把握に適した「マルチプレーン経食道プローブ」に対応するなど、 本格的な循環器検査に対応できます。
    また、血液の有無や血管走行の様子、流速を感度よく描写する「カラーアンギオ」、 複雑な血管走行を立体的な奥行感で描写できる「カラーパースペクティブ」など先進のカラードプラ表示モードを標準搭載しています。

  4. ダイヤル操作だけで周波数を上下3段階に切り換えられる「3周波切替機能」を搭載しています。 周波数の切替で、1本のプローブで体内の浅い部位の分解能を上げて診断したり、 より深部の映像まで観察したりできるため、多彩な検査に臨機応変に対処できます。 1本のプローブで3本分の検査ができ、経済的です。

  5. オートフォーカスで画像表示の中心に自動的に焦点を合わせるのはもちろん、 診断領域に応じた様々な設定条件が予め登録されておりワンタッチで切り換えられるなど、操作性を向上しています。 ドプラ検査時の診断したい血流速度もダイヤル操作で簡単に設定でき、 腹部ドプラ検査の操作性もさらに向上しています。

  6. コンベックス、リニア、セクタ、アニュラプローブに対応しており、 目的部位に応じた最適なプローブを選択できるため、1台で病院の各科での検査に対応できます。 プローブ3本までを同時接続でき、操作パネルでワンタッチで切替可能です。

  7. 循環器計測や産婦人科の胎児発育計測など豊富な計測アプリケーションを標準装備しています。 多胎児の計測機能や発育状況を把握しやすい4画面トレンドグラフ表示などの「OB(産科医)アドバイザ」を搭載しています。


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