開発の背景と狙い

 平成9年度のVTR国内市場は前年度比95%の650万台が見込まれています。 また、昨年秋からのCSデジタル放送開始による多チャンネル化が進むとともに、 今後もチャンネル数の大幅増加が予定されており、CSデジタル放送の加入者増加にともない、 CSデジタル放送を簡単に録画できるビデオデッキが求められています。
 一方、スポーツ中継の放映時間については延長される場合が多く、 特に、最近の野球のナイター中継においては、番組の約80%(東芝調べ)が予定時間より延長されています。 野球中継の後の連続ドラマをタイマー予約している場合などに、 予約操作をやりなおすなどの手間がかかり、簡単に予約時間を変更できる機能が求められています。
 新製品はこのようなニーズに対応して商品化するもので、高画質化を図ることはもとより、 「ナイター延長機能」や「CSデジタル簡単予約」機能をはじめとする使い勝手を向上させた機能をいち早く搭載し、 商品化するものです。


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