開発の背景と狙い

 パソコンのCPUの高速化に対応し、 大量のデータを高速に読み出せるCD―ROM駆動装置が求められています。
 これに伴って、12倍速以上のCD-ROM駆動装置では、 一定の速度でデータを読み出す方式(CLV制御方式)から、 ディスクを一定に回転させ高速にデータを読み出すことによって振動に伴う読み取りエラーを防ぐ方式(CAV制御方式)が主流になりつつあります。
 当社は、既に独自のPLL回路(同期回路)を採用し、 CAV方式に対応可能な最大24倍速の高速再生ができるCD-ROM駆動装置用LSIを商品化していますが、 今回さらにプロセッサ内の回路構成の最適化、及びCAV制御回路の内蔵により、 32倍速の高速再生に対応したLSIを商品化します。


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