新製品の主な特長

<SD-C2002>(薄型DVD-ROMドライブ)

  1. 薄型光ピックアップヘッドや薄型ディスクモータの採用をはじめ、 高速化を実現した薄型LSIの搭載や高密度実装技術の採用により、 厚さ17mm、幅128mm、奥行き133.1mmを実現しました。

  2. 新規開発の高性能のLSIを採用し、デジタル信号処理を高速化することにより、 DVD-ROMディスクの再生時のデータ転送レートは最大2,700KB/秒(最大2倍速)、 CD-ROMディスクの再生時は最大2,400KB/秒(最大16倍速)を実現しています。

  3. ディスクの回転方式としてCAV方式(*)を採用することにより、 平均3.0Wと低消費電力を実現しています。また、ランダムシークタイムも110ミリ秒、 ランダムアクセスタイム180ミリ秒と高速アクセスを実現していますので、 各種タイトルが最適に再生できます。

  4. 波長650nm、780nmの2つのレーザーダイオードを搭載したピックアップヘッドにより、 DVD-ROM、DVD-Videoディスクだけでなく、CD-Audio、CD-ROM、 CD-R、CD-RWディスク等も再生することができます。

    *CAV: Constant Angular Velocity(角速度一定方式)の略。 回転数を常に一定にする回転方式。 データ転送レートは一定でなく、ディスクの外側を読取れる場合は速く、内側を読取れる場合は遅くなる。
<SD-W1001、SD-W1002>(DVD-RAMドライブ)

  1. ウォブル・ランドグルーブ記録方式および相変化記録方式を採用し、 ディスク径120mmサイズのディスクで片面2.6ギガバイト、 両面5.2ギガバイトの高密度記録容量を実現したDVD-RAM規格バージョン1.0に準拠したDVD-RAMドライブです。

  2. 光ピックアップ機構として、波長650nm、 780nmの2つのレーザーダイオードおよびDVDとCDそれぞれに専用のレンズを搭載することにより、 DVD-RAMの記録・再生、DVD-ROM、DVD-Rの再生のみならずCD-Audio、 CD-ROM、CD-R、CD-RWなどのデジタル信号を再生することができます。

  3. 平均6Wの低消費電力を実現して発熱量を抑え、 冷却機構の不要な防塵構造を確保し、高信頼性を実現しました。

  4. リニアモータによる光ピックアップの駆動スピードの高速化および可変速再生の採用により、 幅広いディスク再生に対してアクセスタイムの最適化をはかった結果、 DVD-RAMのリード時150ms、ライト時250ms、 DVD-ROM、CD-ROMのリード時でそれぞれ、150ms、 100msの高速アクセスタイムを実現しました。


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