開発の背景と狙い

 空気清浄器は、花粉症などのアレルギー性鼻炎、喘息、 アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の増加や禁煙ブームなどを背景に需要が急増し、 97年度の国内市場規模は前年比13%増の170万台と過去最高が予想されています。 また、近年ではアレルギー疾患の増加や健康志向の高まりに伴って、 タバコの煙の除去などを目的とした一時的な使い方から、ホコリやダニの糞、 カビの胞子の除去を目的として、寝ている間も運転するなど連続的な使い方が増えています。
 このため、ファンで強力に集塵する従来のファン式タイプに加え、 近年ではファンを使用せず音が静かで電気代がかからないイオン式タイプの需要が伸びています。
 しかしながら、ファン式は音がうるさく電気代がかかる、 イオン式は集塵スピードが遅い、などの不満の声があり、静かに、 すばやく空気の微細な汚れを除去でき、 24時間運転しても電気代がかからない空気清浄器が求められていました。
 新製品はこのようなニーズに対応して製品化するもので、 新開発の高性能フィルターにより、微細な空気の汚れも除去するとともに、 DCインバーターモーターの採用で、 就寝時でも気にならない18dBの静音運転でイオン式の4倍の集塵スピードと5Wの低消費電力(電気代:約3円/日)を実現しています。


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