新製品の主な特徴

  1. XGA信号への完全対応をはじめ様々な映像ソースを高精細に再現
     1024×768画素の1.3形ポリシリコンTFT液晶パネルを3枚使用することにより、 XGAの高精細映像を完全表示することができます。また、 XGAより低解像度のSVGAやVGAの各種パソコン画像やNTSC/PAL/SECAM/NTSC4.43の世界の主なビデオ信号に対して、 XGAの画素数に高品位に画素数変換を行う独自IC「T-FORC(ティーフォーク)」の採用により、 画面いっぱいにきれいに表示することができます。
     また、ハイビジョンMUSE-NTSCコンバーターやDVDなどからの16:9のスクィーズ信号も忠実に表示できます。
     SXGAのパソコン・ワークステーション等の映像信号に対する簡易表示機能*3も備えています。
    *3: 間引き表示を行っているため、一部情報が欠落することがあります。

  2. 軽量・コンパクト化による携帯性の向上
     小形光学系の開発や電源・回路基板への部品の高密度実装などにより、 大きさで約40%、質量で約30%の削減*1を行い、大幅な小形・軽量化を図っています。 XGA対応機種として業界最小クラスのコンパクトサイズを実現し、 持ち運びが楽になるなど携帯性を大幅に改善しています。

  3. 低消費電力で明るく見やすい映像の映写が可能
     偏光変換システムを採用した高効率小形光学系の開発や、 発光効率の高い120WのUHPランプの採用などにより、 600ANSIルーメンの明るさを実現し、明るく白がきれいで見やすい映像を映写できると共に、 消費電力を約40%削減*1しました。

  4. 調整画面での日本語選択ができるほか、各種信号の自動判別・最適調整機能を搭載
     調整画面での表示言語を、日本語を含む6カ国語から任意に選択することができ、 明るさやコントラスト等の各種調整、 モード設定の選択などを画面を見ながらオンスクリーン上で簡単に行うことができる「グラフィカルオンスクリーンディスプレイ」や、 ほとんどの信号を自動判別し、あらかじめプリセットされた最適調整にする「マルチスキャン」機能により、 取扱説明書なしで簡単に操作ができます。

  5. リモートマウス機能付ワイヤレスリモコンやRSー232Cによる制御が可能
     電源のON/OFF、入力信号の切替、各種調整などの制御を、 ワイヤレスリモコンやRSー232C制御入力端子を用いた遠隔操作で行うことができ、 きめ細かいプレゼンテーション演出が可能です。
     また、ワイヤレスリモコンのリモートマウス機能により、パソコンのマウスコントロールが可能です。

  6. 多様な設置形態に対応
     22~300形までの幅広いスクリーンサイズに投写が可能で、 また、上下左右画面反転機能を備えており、床置き正面投写、床置きリア投写、 天吊り正面投写、天吊りリア投写の4つの形態で設置が可能で、 いろいろな設置環境や用途に対応できます。

  7. マイク入力可能
     アナログRGBの音声入力端子をマイク入力端子として切替えて使用できるため、 内蔵のアンプ・スピーカーと併せて、プレゼンテーションの効果を高めることが可能です。

  8. フリーズ機能
     画面を静止することができ、動画中での注目ポイントで止めたり、 書画カメラ使用時(TLP511Jのみ)に、画面を静止しながら原稿を入れ替え、 スムーズなプレゼンテーションを行うことができます。

  9. XGAモード拡大機能
     リサイズ機能によりXGAの信号に対し1.25倍の拡大(中央部のみ)ができます。

TLP511Jのみの特長

  1. 書画カメラを加えた効果的なプレゼンテーションが可能
     XGA対応機種では業界で初めて書画カメラを搭載しており、 パソコン画像に加え、手軽にカタログやワープロ書面や名刺などからサンプル物まで、 いろいろな被写体をリアルな映像で大画面に投写することができ、 より効果的なプレゼンテーションができるとともに、 パソコンにすべての画像やデータを取り込みプレゼンテーションソフトを作成する場合に比べ、 手間を省くことができます。
     また、カメラ出力(PAL出力)端子を備えており、 ビデオキャプチャーカード(別途購入必要)を用いて、 パソコンへの書画カメラ画像の取り込みが可能であり、 画像を取り込みながらパソコンで加工した画面を表示したり、 あらかじめ画像を取り込んでプレゼンテーションソフトを作成することができます。

  2. 高精細に再現する書画カメラ
     書画カメラには、水平解像度450TV本以上、 垂直解像度420TV本以上の高解像度を実現できる1/3インチ48万画素のPAL用のカラーCCDを採用しており、 さらにデジタル3次元フレーム合成、高品位画素数変換処理を行うことにより、 ちらつきの少ない高精細映像をリアルに映写できます。
     また、デジタル処理による高感度モードを備えており、 静止被写体をノイズの少ない画像で映写することができます。

  3. カメラヘッド回転機構やズームレンズを使用することで様々な被写体に対応可能
     縦横に撮影方向を変更することが可能なカメラヘッド回転機構や、リモコンでのズーム・フォーカス調整もできる3倍電動ズームレンズを備え、最大A4横サイズまでのいろいろな大きさの被写体を自由に写し出すことができます。

  4. 収納可能な書画カメラ部
     書画カメラ部は使用しない時には、ワンタッチでたたんで本体の収納ケース内に収納することができ、簡単に持ち運ぶことができます。


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