DVD-RAM規格バージョン1.0の標準化提案について 1997年8月18日
DVDフォーラム10社(ソニー、フィリップス、東芝、松下、日立、日本ビクター、パイオニア、三菱、トムソン、タイムワーナー)は、 ディスクの片面で2.6GBの記録容量を持つDVD-RAM(書き換え可能なDVD)の規格を国際的な標準化機関(ECMA:European Computer Manufacture Association 欧州電子計算機工業会)に提案します。 DVD-RAMの規格バージョン1.0については、DVDフォーラム10社で7月末に合意し、 今月より規格書の発行を開始しました。 DVD―RAMワーキンググループでは、本年4月の規格バージョン0.9の決定を受け、 パソコンメーカーやディスクメーカーなど国内外20数社によるDVD-RAMディスクの互換性評価を行ってきました。 その結果、他のDVD規格との互換性や、信頼性、次世代への拡張性などが検証されたため、 DVDフォーラムにて最終規格バージョン1.0を確定しました。 完成した規格は、(1)コンピュータメーカーを始めとする幅広いユーザや多数のメディアメーカー、 ドライブメーカーの要望を広く取り入れること、(2)次世代4.7GBへの拡張性の確保、 等を基本コンセプトとして、(3)既存のDVD-ROMドライブでもLSIの改良のみでRAMディスクの再生を可能とし、 コストアップを避けられること、(4)専用カートリッジによりデーターの信頼性を確保するとともに、 DVD-ROMドライブとの互換性を考慮してディスクの取り出しも可能であるなど、 拡張性、経済性、信頼性さらには互換性に優れた規格としました。 これにより、DVD-RAMドライブや、 DVD-RAMディスクを再生できるDVD-ROM(読み出し専用メモリ)ドライブの製品化が可能となります。 今回確定した「DVD-RAM」規格の主な特長は次のとおりです。
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