次世代のWindows(*)CEに対応したRISCプロセッサの発売について

1997年8月25日

 当社は、携帯情報端末のOS(基本ソフト)であるWindows CE の次世代タイプにも対応した「TX39」をコアとした32ビットRISC(縮小命令形コンピュータ)プロセッサ「TMPR3912U」を開発し、 来月からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、米国・ミップス・テクノロジー社の32ビットRISCプロセッサ「R3000A」の派生品として当社が独自に開発したもので、0.3ミクロン微細加工技術を採用することによって、 動作周波数を従来の2倍(当社比)の74メガヘルツに向上させています。

 また、新製品は、高速動作を実現しながら消費電力を300ミリワット(74メガヘルツ、3.3ボルト動作時)に低減しており、 ハンドヘルドPCをはじめとした携帯情報端末の長時間使用に適しています。

 当社は、今年の4月にコンピュータオンシリコン時代に向けて、 COS開発センターを設置し、デバイスだけでなく、リファレンスボードやミドルウェア、 ドライバソフトを提供するトータルソリューションプロバイダとしてWindows CE をサポートしていきます。

Windowsは米国Microsoft corporationの米国およびその他の国々における登録商標です。


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新製品の主な特長
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