新製品の主な特長

「32HD7XD」の特長

  1. デジタル・プログレッシブ方式
     通常のテレビ放送(NTSC方式)は、 走査線を一本おきにスキャンした2枚の映像をあわせて1枚の映像を作るインターレース(飛び越し走査)方式を採用していますが、 新製品では1枚の映像において2倍の525本の走査線を順番に走査するプログレッシブ(順次走査)方式としています。 新製品はこれに加え、新開発のデジタルLSIの搭載により、 各画素の周辺の映像レベルと相関性を考慮して最適化を行う「デジタル・プログレッシブ方式」を採用するなど、 単なるプログレッシブ方式に比べて、 より走査線が目立たず画面のちらつきが少ないきめ細かい映像を再現します。

  2. 3Dバズーカ
     (1)新たにセンタースピーカーを加えたことで人の声の明瞭度や定位感を改善するとともに、 (2)新開発のホーンスピーカーシステムを採用し、テレビの左右へと広範囲に音場空間を作り出すほか、 (3)音源はそのままで左右の音の広がり感や奥行感を増すことができるスペシャライザー(R)回路を搭載するなど、 リアルな臨場感を再現する「3Dバズーカ」を採用しています。

  3. IT(アイティー)ビジョン機能
     (1)クイズなどの番組に連動した情報を受信でき、 番組に参加できるなどの「連動ITサービス」や(2)道路情報や天気予報、 デパートのバーゲン情報など番組とは独立した情報を受信でき、 将来的には商品などのカタログの請求などが可能になる「独立ITサービス」、 (3)放送電波を受信せずに電話回線を用いたサーバ会社とのやりとりで、 将来的には各種チケットの予約・購入などができる「オンラインITサービス」を受けることができるもので、 既存のインフラを利用した双方向TVサービスです。 現在、テレビ東京とテレビ大阪でサービスを提供しており、 今後、他局でも採用される予定です。

  4. 「ダブルウインドウ」と「デジタルウインドウ機能」
     2画面分割の「ダブルウィンドウ」をさらに発展させ、 画面上のアイコンを選択し希望の外部入力映像を子画面で同時表示できる「メディアチェック」や画面全体を12分割のコマ送りで放送番組を一括表示する「チャンネルガイド」、 画面の右側の3つの子画面で裏番組チェックのできる「3画面サーチ」などの新機能を付加した「デジタルウインドウ機能」を採用しています。

  5. HDスーパーブライトロン管
     「HDスーパーブライトロン管」を搭載することにより、 従来機種の「スーパーブライトロン管」に比べてフォーカス品位を15%、 コントラスト比を20%向上させており、明るく高精細、高画質の映像を楽しめます。

  6. モジネット
     ニュースや天気情報のモジネット(文字放送)画面をワンタッチ操作で画面の右側に2画面表示することができます。
     文字放送の見出しだけを呼び出して概要をチェックできる「フラッシュ」機能により、 これらの見出しをカーソルで選んで文字放送を映しだせるとともに、 「ライブラリー」機能であらかじめ設定した文字放送番組を検索し内容を映し出すことができます。

  7. RGB入力端子(VGAのみ)
     パソコンの映像もきれいに再現するRGB入力端子(D-Sub15ピン)を備えています。

「32HD7XD」、「28HD70」共通の特長

  1. 第4世代MUSEデコーダー
     「第4世代MUSE処理IC」を採用しており、 静止画、動画それぞれに対応する垂直・水平方向の輪郭補正回路である2次元エンハンサーなどの働きで、 より高精細で色にじみの少ない画像が得られるほか、細部までノイズの少ない鮮明な画像が再現できます。

  2. 色差入力端子
     DVDソフトの高画質映像を忠実に表現できる「色差入力端子」を備えており、 色差出力端子を備えた当社DVDプレーヤーなどを接続することで高画質な映像を楽しめます。

  3. MUSE-NTSCコンバーター内蔵
     ハイビジョン放送を通常のNTSC方式に変換し、 S-VHS、VHSなどのVTRでハイビジョン番組を録画することができます。

  4. 自動チャンネル設定
     全国150地区をカバーする「自動チャンネル設定」機能を搭載しており、 どの地域でもVHF、UHF放送については地域設定のみで希望のチャンネルが設定できます。


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