開発の背景と狙い

 効率的にプラントを運転するため、中小規模の統合制御システムにおいては、 オープンな環境で情報系システムと制御システムが結合し、 かつ、設備規模に柔軟に対応できるシステムが普及してきており、 今後は、より大規模なシステムへの適用および信頼性の向上が求められています。 しかし、中小規模システムで広く採用されているパソコンをベースとしたシステムでは、 処理能力に限界があり、大規模システムへの対応が困難でした。

 このようなニーズに対応するため、当社は、 産業用ワークステーションや産業用パソコンで構成するクライアント・サーバアーキテクチャを採用し、 産業用途としての信頼性を確保するとともに、毎秒100メガビットイーサネットに対応し、 伝送速度を高速化することによって、大規模化に対応したオープンなシステムを商品化するものです。


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