オゾン層を破壊しない新冷媒「HFC407C」を採用したビル用マルチエアコンの発売について

1997年9月11日

 当社は、現在エアコンに幅広く使用されている冷媒「HCFC22」の代替冷媒として、 オゾン層を破壊する塩素原子を全く含まない「HFC407C」を採用したビル用マルチエアコン「新冷媒 ワイドマルチシリーズ」を商品化し、 本日から営業活動を開始します。出荷は98年3月からの予定です。

 今回新たに採用したオゾン破壊係数がゼロの新冷媒「HFC407C」は、 沸点が異なる3種類の冷媒の混合物なので各冷媒が均一に混ざっていないとエアコンの冷暖房能力が低下する問題がありました。 しかし当社は熱交換機や圧縮機の改良などにより、冷暖房能力を低下させることなく、 オゾン層を破壊しない冷媒を採用したエアコンの商品化を実現しました。

 当社は「HFC407C」を採用したパッケージエアコンを順次商品化し、 2003年までに全機種を新冷媒使用のものに切り換えていきます。


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