新製品の主な特長

グローバル・ネットワーク・サーバ GSシリーズ

  1. 耐障害性リカバリシステムSFR搭載サーバ「GS700FR」
    (1) 障害が発生した際、 自動的にロールバックし再実行するクイックロールバック機構 (QRM)とシステムトレースやログを採取するログトレース機能という2つのSFR機能を標準装備しています。 これらの機能により、システムを安定運用することが可能です。
    (2) CPU「Pentium(R) Proプロセッサ(200MHz)」を最大4個まで搭載することができ、 高速なデータ処理が可能です。 また2次キャッシュメモリを512KB搭載しており拡張性が要求されるアプリケーションサーバ, データベースサーバ等に適しています。
    (3) 最大2GBまで、 メインメモリの増設が可能です。
    (4) 4GBのハードディスクを最大18個まで (合計72GB)内蔵可能で大容量データベースサーバ等としても対応可能です。
    (5) 主記憶ECCのほか、 本体内でのRAID(レベル0,1,5,10,50、オンライン拡張) をサポートしています。
    (6) 冗長電源、ハードディスクや電源のホットスワップ機能をサポートするなど、 高信頼性を求められるサーバとして必要な機能を搭載しています。

  2. 高信頼エントリーサーバ「GS200S」
    (1) エントリークラスながらCPU「Pentium(R)IIプロセッサ(233MHzor300MHz)」を最大2個まで搭載することができ、 高速なデータ処理が可能です。 また2次キャッシュメモリを512KB搭載しています。
    (2) 最大512MBまで、 メインメモリの増設が可能です。
    (3) UltraWide対応9GBのハードディスクを最大4個まで(合計36GB)内蔵可能です。
    (4) 主記憶ECCのほか、 本体内でのRAID(レベル0,1,5,10,50、オンライン拡張)をサポートしています。
    (5) エントリークラスながら冗長電源、 冗長ファンおよびハードディスクと電源のホットスワップ機能をサポートするなど、 高信頼性を求められるサーバとして必要な機能を搭載しています。
    (6) ドライバなしで簡単に筐体を開けることが可能で、 ハードディスクや拡張カードの増設、 保守時の作業性に優れた構造になっています。 また筐体の状態を監視しており、 電源ONのままでカバーをはずすとブザーで知らせ自動的に電源をOFFにします (このとき自動シャットダウン機能が動作し安全にWindows NT(R)のシャットダウンを行います)。

  3. 高機能グループサーバ「GS300S」
    (1) エントリークラスながらCPU「Pentium(R)IIプロセッサ(300MHz)」を最大2個まで搭載することができ、 高速なデータ処理が可能です。 また2次キャッシュメモリを512KB搭載しています。
    (2) 最大512MBまで、 メインメモリの増設が可能です。
    (3) 4GBのハードディスクを最大6個まで(合計24GB)搭載可能です。
    (4) 主記憶ECCのほか、 本体内でのRAID (レベル0,1,5,10,50、オンライン拡張)をサポートしています。
    (5) エントリークラスながら冗長電源、 ハードディスクと電源のホットスワップ機能をサポート。 高信頼性を求められるサーバとして必要な機能を搭載しています。

  4. コストパフォーマンスに優れたハイエンドサーバ「GS700S」
    (1) CPU「Pentium(R) Proプロセッサ(200MH)」を最大4個まで搭載することができ、 高速なデータ処理が可能です。 また2次キャッシュメモリを512KB搭載しており拡張性が要求されるアプリケーションサーバ、 データベースサーバ等に適しています。
    (2) 最大4GBまで、メインメモリの増設が可能です。
    (3) UltraWide対応9GBのハードディスクを最大18個まで(合計162GB)内蔵可能で大容量データベースサーバ等として十分対応が可能です。
    (4) 主記憶ECCのほか、 本体内でのRAID(レベル0,1,5,10,50、オンライン拡張)をサポートしています。
    (5) 冗長電源、ハードディスクや電源のホットスワップ機能をサポート。 高信頼性を求められるサーバとして必要な機能を搭載しています。

  5. 高性能ハイエンドサーバ「GS750S」
    (1) CPU「Pentium(R) Proプロセッサ(200MHz)」を最大4個まで搭載することができ、 高速なデータ処理が可能です。 また2次キャッシュメモリを1MB搭載しており大規模システム用サーバ、 データベースサーバとしての対応が可能です。
    (2) 最大4GBまで、 メインメモリの増設が可能です。
    (3) UltraWide対応9GBのハードディスクを最大18個まで(合計162GB)搭載可能です。
    (4) 主記憶ECCのほか、 本体内でのRAID(レベル0,1,5,10,50、オンライン拡張)サポートしています。
    (5) 冗長電源、ハードディスクや電源のホットスワップ機能をサポート。 高信頼性を求められるサーバとして必要な機能を搭載しています。

運用管理ミドルウェア

  1. サーバのSCU、RAIDの設定からNOSのインストールまでを簡単に行えるツール 「SetupInstructor」を全モデルに標準添付しています。 これによりシステム立ち上げまでの複雑な処理を、 簡単に行う事が可能です。 また、一度設定した環境と同一の環境(クローン環境)を簡単に作成できるため、 複数サーバの設定時、大幅な操作時間の削減が可能です。 リモートオフィスなどの管理者がいない場合でも、 当社「サーバ監視機構AMS」と組み合わせることにより、 サーバ環境設定からNOSインストールまで、 遠隔地からの操作が可能になり出張費、保守費等の削減が可能です。

  2. システム稼働中にサーバのハードウェアの状態を監視するソフトウェア 「HarnessEye」(標準添付)に、 マザーボードで発生した障害をログとしてセーブする機能 「Motherboard Failure Information Logging(MFL)」を追加しています。 この機能はハードウェアおよびソフトウェアの障害要因の解析に有効です。
    また、「システムモニタ」はクライアントやルータ等のネットワーク機器を含めたシステム全体の運用を一元管理する手段を提供します。

  3. Netscape社のサーバ製品 (EnterpriseServer、 MailServer、ProxyServer、各1ライセンスとCommunicator10ライセンス) を全モデルに標準添付しています。

  4. 運用管理ソフトウェア製品群「HarnessView」によりサーバ運用管理コストを約20%削減できます。

DNCWARE for HA(Windows NT(R)用)

  1. 当社が開発した最大256台のPCサーバをつなげることが可能な分散ノード連携技術(DNC)を採用しており、 (今回の商品化は最大4台のサーバを接続可能)、 信頼性の高いPCサーバシステムを簡単に実現できます。

  2. 当社製「サーバ監視機構AMS」と組み合わせることにより、 サーバダウンの前にサーバの異常を検知し、 事前にサーバの切り替えを行う手段を提供します。

  3. 当社製ミドルウェア「HarnessView」と連携し、 クラスタのエラーを通知することが可能です。

DNCWARE for OPS

 オラクル社のOracle Parallel Server Optionと組み合わせることにより最大4台のサーバから同時アクセス可能なデータベースシステムが構築できます。 また,並列処理ができるマルチポートコントローラを持つ「ArrayFort AF1000」と組み合わせることによりデータベースシステムのスケーラブルな性能向上が可能です。

RAIDディスク装置 ArrayFort AF1000

  1. コントローラを二重化できるため一方のコントローラの故障時もキャッシュ内データを保持したまま切り替えることにより連続運転ができます。

  2. ハードディスクを最大48GBまで内蔵可能です。

  3. コントローラ、電源、ファンなど主要な部分をすべて二重化し、 信頼性を高めています。


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