体系化の狙いと背景

 コンピュータネットワークシステムの進展は、 ホストコンピュータによる集中処理から始まり、 ミニコン・オフコン、 さらにはクライアント/サーバによる分散処理へと発展してきました。 しかし、現状の分散処理は「処理の分散」だけではなく「管理の分散」も行われており、 システム全体の運用管理コストを増大させるだけでなく、 情報共有についても課題が残っています。
 ネットワークコンピューティングはこのパラダイムを変え、 「処理は分散/管理は集中」といったシステム形態の実現と共に、 情報共有の観点からもモバイル環境への対応など、 どこでもタイムリーに情報にアクセスできる、 一歩進んだコンピューティング環境を提供するものです。
 この実現には最近のWebやブラウザなどのインタネット技術、 さらにはJavaの技術の活用が必須であり、 当社はこれをデスクトップ処理からウェブトップ処理への転換、 すなわち、「ウェブトップコンピューティング」と捉え、 それを実現するフレームワークを「I-NCing」と名付けてまとめました。


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