商品化の背景と狙い

 内視鏡は、胃がんなどの消化器疾患を直接観察できるとともに、 内視鏡下で簡単な治療を行える医用機器として急速に普及してきています。 内視鏡は、光ファイバーで観察するファイバースコープ内視鏡装置と電子スコープを使用した電子内視鏡装置の2種類がありますが、 近年、ファイバースコープの代わりに電子スコープが急速な普及を見せており、 最新の半導体微細加工技術を応用した高解像度スコープによる診断能の向上が医療現場から期待されています。

 電子内視鏡で消化管の内壁を微小なレベルで観察する為には、 多画素CCDと最適化された微小光学系を組合せた高解像度スコープが必要となります。 当社は、このニーズに対応し、既に発売を開始している電子内視鏡装置TRE-3680に組合せて使用する新製品を商品化したものです。


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